最終更新日:2024-08-23
目次
子役オーディション写真 売れる子役の撮り方8選
本サイトでは子供オーディションの一次審査を突破する為のポイントである” 写真の撮り方、服の選び方、スタジオの選び方、合格のコツ ”などを項目に分けて分かりやすく紹介しています。現場主義を徹底しており経験に基づいたリアルな内容となっています。是非「読破」して有意義なオーディションライフと手にしてください。” 本サイトは写真撮影を通して得たリアルな情報をご紹介します。また掲載している「オーディション写真、宣材写真」は全て当スタジオで撮影しています。
子供オーディションの応募用写真は” 子役オーディション写真 ”と呼ばれ「審査の合否」に影響を与えます。ただ指定通りの写真を送るのではなく、募集の趣旨を読み解き、「どんな才能」を求めているかの理解が合格のコツとも言えます。
求められる子供が分かれば、結果的に” 書類審査の通過率も上昇 ”します。そこでどう撮影すれば良い結果を残せるか様々な事例を基にご紹介します。
撮影前の確認事項
必要な写真は2枚
子供オーディションで必要になる写真は一般的にはバストアップ1枚+全身1枚の計2枚2ポーズです。ただ撮り方は指定が有るケースも少なくないので要チェックです。
写真データの解像度、顔や全身の撮影アングル、服のデザイン、更には髪型やメイク指定など募集内容をよく読み全て「クリア」しなければなりません。
子役撮影が得意なプロカメラマンが教える正しい知識と撮り方
始めにどの様に撮ればオーディションの条件を満たせるかをご紹介します。言い換えれば「正しいプロカメラマンの撮影法」です。次に家族が自宅で撮る方法、最後に写真館でも間違えやすい「撮影法」をご紹介します。
プロカメラマンの正しい撮影法とは
カメラマンだからと感性で自由に撮るのではなく審査を意識した撮り方が必要です。オーディションである限り最低限” 顔立ちとスタイル ”が分からなければいけません。またオーディションの傾向を見ながら撮影法を調節するのも大切です。
- バストアップ撮影で顔は正面向きを基本として、左右のふりを15%以内に留める
- カメラは目の高さに合わせる
- 顔の歪みを軽減する為に「中望遠レンズ(80mm)」以上を使用する
- 全身撮影ではカメラを「へそ」の高さに構える
- 体は正面向きを基本として、左右のふりを20%以内に留める
- 脚を長く見せたいからとカメラを低い位置に設置して撮影しない(面接で不利になる為)
- 頭身を良く見せたいからと広角レンズを多用しない(面接で不利になる為)
- 募集内容を見てポーズを決める(ミュージカルやダンスが含まれる案件ではポージングは大きくした方が効果的)
家族・自宅で撮る際の注意点
まず基本的な撮影法をマスターしましょう。と言っても難しく考えなくて大丈夫です。スマホ1台あれば写真撮影は出来ますから。まずは1,2枚撮影しましょう。
そしてピントが合っていな、体が曲がっている、顔が暗い、背景がごちゃごちゃ、被写体が小さすぎる、この5点をチェックしましょう。その後、下記の注意事項を読んで修正を試みてください。徐々に失敗が少なくなるでしょう。
- カメラを三脚に固定して被写体が曲がらないようにフレーミングする
- 全身は頭からつま先まで写真に収める
- 気持ちがほぐれる程度の会話をしながら撮る
- 20枚以上撮影する
- 昼間の窓際で半透明のカーテン(オーガンジーなど)からこぼれる光を利用する
- 白い壁の前で撮る
- 屋外で撮る際は直射日光を避ける
写真館でも間違えやすいこと
写真館にお子さんを連れてオーディション用の写真を撮れば大丈夫。普通はそう思うのではないでしょうか。しかしそれは幻想かも知れません。そんな時、「オーディション写真についての知識があれば安心」です。そこはこう撮ってください、髪はダウンにしてください、など依頼することが出来るからです。
既存のフォトスタジオで子供オーディションの撮影が少ない場合、また子供プロダクションの宣材写真を撮影していない場合などに” 「間違えやすい事例」 ”をご紹介します。
- アップヘア
髪をアップにすると長さが分からない(ロングヘアの子を探しているかも) - 威張ったポーズ
腕を組むポーズは上から目線で子供らしくない(以外にコックさんの写真に多い) - アイドルみたいなポーズ
全身写真で両手を体の後ろに組むと全体のバランスが掴めない(手と腕は見せないとバランスが分からない) - イキイキ見せたいから
変なポーズならしないほうがよい(昔の写真みたいになったら大変) - おしゃれ優先の撮影
アーシャ(アーティスト写真)のように凝りすぎない(感性は良いけど、控えめに)
この項目「プロカメラマンが教える正しい撮り方」のまとめ
応募者の顔とスタイルが分かるだけではなく、プラスになる特徴をできる限り拾い集め「応募写真」に詰め込もう。
一次審査を突破できるオーディション写真 ベスト3
バストアップを撮影する際に必要な「イメージ作り」、そんなポイントをピックアップしました。- 信頼できる顔
責任感のある「しっかりとした顔」に仕上げます。主催者は子供であっても大人と同等に扱える人を求めています。仕事になると「責任」の違いはなく途中で「投げ出すこと」は許されないからです。 - 協調性のある顔
「信頼できる表情」で協調性を表します。芸能の現場では「おはようございます」に始まり「お疲れさまでした」で終わります。誰に会ってもしっかりと挨拶のできる礼儀正しい子供が求められます。 - いきいきした顔
いきいきした顔作りは可能です。目元(目の開き方)と口元(口角のつくり方)をしっかりと整えてから、強い気持ちを込めて感情を表に出します。一つの表情にこだわらず目、口を動かしながら様々な顔をつくると良い感じに仕上がります。
おすすめ子供オーディション向け写真スタジオ
子供たちの活動を支える力強い味方
これでOK 子供オーディション写真のポーズ ベスト2
どうして2ポーズなのか。それは舞台、ミュージカル系とモデル、メディア系ではポーズが異なるからです。この二つの区別が出来ないと良いオーディション写真のポージングは出来ません。両者はそれほどの違いがあるのです。舞台&ミュージカルのポーズ
ミュージカルオーディション写真の撮り方
ミュージカル出演を目指す子供たちは「歌やダンス」のレッスンを受けていることも少なくありません。だからジャズダンスやバレエが出来ることは珍しくありません。そんな子供たちにとってポージングすることは(簡単ではありませんが)普通のことのなのです。体幹の良さや美しいポーズが出来ることは確実にアピール材料になります。モデル&メディアのポーズ
アイドルオーディション写真の撮り方
モデルのコアとなる仕事は服を美しく着こなし販売促進に貢献することです。その為、服がオシャレに見える(着こなす)ことが大切です。それを考えると理想のポージングは体を引き上げながら動きを付けることです。またはそれに準じるポーズになる訳です。初めての撮影でもプロカメラマンの上手なアドバイスがあれば良い感じに仕上げることが出来ます。
子供オーディション写真の服装選び
オーディションは審査されるのが前提であり「写真の目的」は” 顔立ちと体形 “が分かることです。そこで服装は” 体にフィット “している必要があります。だからと言って「体のライン」を見せるためにに水着にする必要はなく、むしろ個性をアピールできる自分らしい服を選ぶほうが良いでしょう。男女別 基本的な服装
女子の服装
女子は” 半袖ブラウスorTシャツ+ショートパンツorミニスカート “。「靴下」はショートソックス、足首上までのソックス、ひざ下の長めのソックス、更に膝上のニーソックスが考えられます。脚に傷があるケースも多いので長めのソックスがあると便利です。「靴」はスニーカーで良いですが適宜ファッションに合わせます。
男子の服装
「男子」は” シャツ又はTシャツ+ロングパンツ “にします。靴下、靴は上部の女子を参考にしてください。NGな服
ぶかぶかな服、大きな文字、ロゴ、ブランド名のある服は使えないケースが少なくありません。但し何と書いてあるか分からない文字は可能な場合があります。色
無地の柔らかい色の服が好まれます。「単色の強い色」や「白い色」の取り扱いは注意が必要です。品の良いチェック柄は(経験値として)良いと思います。ミュージカルに応募する際の服装
踊れることをアピールする為には「ダンス着」がベストです。得意なダンスを選択しましょう。- クラシックバレエが得意
レオタード+白orピンクのタイツ+バレエシューズ.ポワント可能(シューズの色は薄いピンクがおすすめ)、バレエ用のミニスカートはNG - ジャズダンスが得意
レオタード+レギンスor細いジャズパンツ+スニーカーorジャズシューズ(ジャズパンツとシューズは黒で統一)、裾が大きく広がるパンツはNG
オーディションの選び方と合格のコツ
好きなオーディションを受ければ良いのです。きっかけは何であれ積極的な気持ちを育てることにも繋がります。オーディションによってはダンスや歌が上手でなければ難しいこともあります。そんな時は事務所に入ったりスクールでトレーニングすることも出来ます。そこで事務所やスクールに通うと何が有利になるかをご紹介します。
- 事務所所属:プロとして仕事をしている。
事務所に所属しているとオーディションを受けるのは日常の風景であり、緊張はするものの「落ち着いて」いられるでしょう。受かるも落ちるも経験を積んでいることは大きな財産となっています。 - スクール所属:クラシックバレエ、ジャズダンス(又はヴォーカルレッスン)を受けており準備が出来ている。
オーディションに慣れてはいないもののダンスのあるオーディションでは所属の子供たちより有利な可能性があります。(歌のレッスンをしていれば歌唱のオーディションがあれば有利に) - フリー:何もやっていない。
記念受験のように受けてみることで興味が深まり、気持ちに火が付くことがあります。またフリーであっても「演目」を選べば合格する可能性はあります。
この項目「オーディションの選び方と合格のコツ」のまとめ
何をやりたいか決まれば、どうすれば叶えられるかが見えてきます。計画的にやることが合格率をあげるコツと言えるかもしれません。